2016年03月25日

事実と向き合う(2)

事実って何か、実はよくわからない。前回、売上高が上がっているときはよろこんで決算書を見るが、下がっているときは見たくないといった。実は、決算書の数字をみても経営の本当のところはわからない。

心理学の領域で認知科学という考え方がある。認知科学って定義がない(またはあってもよくわからない)のだが、簡単にいうと、動いているものはわかるが、止まっているものはわからないことを土台にして組み立てられている理論である。これは常識に合っている。ずっと向こうに人が動いている場合、「あ。Aさんだ」とわかる。しかし、動いていないと、それが人間なのか、人形なのか、わからない。ましてや、Aさんだなど、わからない。

それで・・事実って何かという話に戻る。
事実は動いている状態をそのまま(=動いているように)受け止めるとわかる。決算書の数字をそのまま見るのではなく、昨年に比べて○○万円上がったとか、△△万円下がったとか、そういう計算をすると「調子がいい」とか、「どこかおかしい」とわかる。あるいはライバル会社にくらべていくらいくら多いとか少ないとか、比較すると、「あ。うちの会社はライバル会社にくらべてこうこういう状態だ」とわかる。




posted by sakonjqs at 09:43| 自分を変える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月24日

事実と向き合う(1)

仕事がいっぱいある、売上高があがる、こんなとき、経営者は自分を見失う。ともすると「これがわが社の実力だ」とか、「私には能力がある」と思う。
逆のこともある。売上高が下降しているにもかかわらず「自分は間違っていない」とか、「今年は悪いけど、来年は売上高があがる」と思う。

事実と向き合うことは難しい。
利益の出た年の決算書は何度も何度も読む。しかし欠損の年は見ようともしない。税理士が送ってくれた封筒にいれたまま机の上に放置される。

わかっている。悪い時ほど、事実に向き合い、事実から学ぶべきであることを。しかし、それができない。挙句の果て、別の領域へ逃げ込む。例えば、お酒を飲む。何らかの理由をつけて。
posted by sakonjqs at 19:29| 自分を変える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

自分と向き合う(6)

この手の方法(初期回想)にはうさんくささが付きまとう。

ずいぶん前である。5年間ほど易の勉強会に出席した。その人が生まれた年・月・日・時刻の4要素から今後の人生の成り行き、健康などを占う(四柱推命)とか、ちっちゃな石をテーブルに投げてその配列から事件の経過を占う(断易)とか、である。これがよく当たる。
しかし、どう考えても、ありえない。年月日時で人生が決まるわけがない。石の配列と事件とは関係ない。結局、私、やめた。

早期回想もそれらの一つかもしれない。そもそも「科学」といわれるものは占星術とか錬金術とか、現代では否定された方法を多くの「科学者」が研究していて、そのなかから確からしく思うものが残ってきた。
いま、ここで早期回想の正誤など決めつけることはできない。やってみる。自分の頭で考える。そのうえで確からしさを判断していくべきである。私は、現在、早期回想を信じている。


posted by sakonjqs at 10:11| 自分を変える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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