2019年04月16日

幕間

ここで休憩をいただきます。次回は、いつになるか確約できませんが、第33章から始めます。

わたしが旧約聖書を読もうと思ったのは、旧約聖書の解説本のなかから預言者という人たちの存在を知り、彼らに興味を持ったため、です。旧約聖書の細かい文字を読んでも頭に入ってこないので、意訳することにしました。

そもそも旧約聖書は創世から始まる数多くの本の合冊です。そのなかにエゼキエルという預言者の記録もあるのです。エゼキエルの預言なのでエゼキエル書と言います。次の4部構成です。
  第1部 1〜24章
      ユダ王国の罪と罰(滅亡)
  第2部 25〜32章
      諸外国に対する預言
  第3部 33〜39章
      イスラエル国の復活
  第4章 40〜49章
      宗教国家の見取り図
第2章および第4章は、現代に住むわたしたちに関係ないし、内容的にも面白くありません。そのため、意訳は第3部を行います。

先日、ネタニヤフが首相に再任されました。強硬路線が続きます。周辺諸国との問題を戦争という手段で解決する路線です。この旧約聖書を読むとユダヤ人の考えもわかりますが、解決の糸口のない考え方です(かれらの考えは、世の中のすべてての民族がユダヤ教に改宗することによって世界平和が達成されるという宗教であり、他宗教との妥協がないように見えます)。
ユダヤ教からキリスト教に改宗する若者が出てきつつあるとも聞きます。同じ神ヤハウェですからどうかな・・とも思いますが、確かにキリスト教の考えのほうが普遍性は高いと考えます。

エゼキエルという人物が実在した科学的証拠はありません。しかし古代イスラエルに預言者としてのエゼキエルが生きていたと仮定すると、何故かれの言説がユダヤ人のあいだに広がっていったのか、想像することは楽しみでした。

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2019年04月15日

第24章(2)

預言者エゼキエル:
 神ヤハウェは次のようにおっしゃっている。
 戒律を守り内部を固めなければ敵国からの攻撃にたいし立ち向かう力はでない。徹底的に攻撃され、滅亡したとき、イスラエルの民ははじめてわたしの戒律が必要であったことを知るだろう。

民衆3:
 エゼキエルよ。あなたは「滅亡したとき、神ヤハウェの戒律を守るべきであったことを知る」という。それにどのような意味があるのだろうか?

民衆2:
 そうだ。滅亡した後に戒律を受け入れるのではなく滅亡する前にわたしたちを守ってくださるのが神ではないか。

民数1:
 そうだ。おかしい。

預言者エゼキエル:
 イスラエルは、いつの日か、再び建国する。完全に滅亡するわけではない。その「いつの日かわからないが未来のある日」のために耐え、実力をつけ、建国する力をつけるために神ヤハウェの戒律を心に刻む必要がある。


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2019年04月14日

第24章(1)

 エゼキエルがバビロンに連行されて9年目です。紀元前579年10月10日です。

預言者エゼキエル:
 イスラエルの民よ。今日、王を先頭とするバビロニア軍隊がエルサレムに攻め込んだ。

民衆一同:
 どうしてわかるのですか、ここはエルサレムから遠く離れたバビロンの地ですが・・・。

預言者エゼキエル:
 軍隊がバビロニアを出発し、ユーフラテス川とチグリス川のあいだを北上し、周囲の国を慰撫し、軍人と食料を途中で調達しながら西に向かっているが、そのスピードを計算するとエルサレムには今日到達することになる。

民数1:
 あなたには西方2000qにあるエルサレムが見えるようですね。

posted by sakonjqs at 05:39| 意訳旧約聖書エゼキエル書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする